本校は、大正13年(1924年)に勤労青少年のための夜間学校として、広島市工業専修学校という名称で開校した伝統ある工業高校で、令和6年10月に創立100周年を、昭和39年4月に全日制が設置されて現在の東本浦の地で歴史を刻み、令和7年4月に60周年の節目を迎えました。
こうした節目を迎え、2万2千人及ぶ卒業生が身につけた技術を通じて地域産業の隆盛を築き、国内外各地で活躍されている伝統を引き継ぐとともに、ものづくりの担い手を育成することを通じて社会に貢献するという創設の原点に立ち返り、先行き不透明な成熟社会の未来を切り拓くための工業教育の在り方を追い求め、実践していくことが求められています。
そこで、学校関係者の力添えを得て校内で検討を進め、目指す学校像をグランドデザインとして取りまとめ、これまで築かれた「伝統」を下支えとする、「創造」と「技術」と「挑戦」のかけ合わせにより生み出される複合的な力を「市工力」と捉え、それを育成する仕組みを「市工力の定理」と名付けて、改革の実現を目指した取組に着手しています。
令和7年4月
校長 𠮷村 敦
〇教育目標
個人の尊厳を重んじ、
豊かな人格の完成をめざすとともに、
素養に富んだ工業技術者として
平和と文化の創造に
寄与する人物を育成する。
〇教育方針
1 志を立て、自立の精神を高める。
2 自他を敬愛し、信義と礼節を重んずる。
3 勤労を尊び、創意工夫に努める。
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