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技術づくりは国づくり、技術者づくりは人づくり

広島市立広島工業高等学校 定時制課程について

定時制課程は令和3年3月31日をもって閉課程となりました。

 広島市立広島工業高等学校定時制課程は、大正13年、本校の前身である定時制の広島市工業専修学校として、勤労青少年のための学びの場として開校しました。当時は広島高等工業学校(現在の広島大学工学部)の校舎、実習工場、設備等を全面的に借用し、同高工の校長並びに教官が主として教育にあたられました。当初は、機械・電工・土木建築の3科でしたが、千田町での40年の間に実業学校としての文部省の認可や、「6・3・3制」の学制改革等により6度の校名変更と2度の学科改編を行い、自立して社会に貢献する工業技術者の育成を実践してきました。
 昭和39年には、独立校舎新築による現在地への移転に伴って、定時制5科5クラス、全日制3科5クラスの全日制と定時制を併せもつ広島県広島市工業高等学校となりました。また、昭和55年には、広島市の政令指定都市移行に伴って、校名が現在の広島市立広島工業高等学校に改められ現在に至っています。
 創立以来、在校生は「自主・敬愛・勤労」の校訓、および、「豊かな人格の完成を目指すとともに、素養に富んだ工業技術者として、平和と文化の創造に寄与する人物の育成」の教育目標の下、ものづくりのスペシャリストの育成を目指して取り組んできました。本校定時制の卒業生は令和2年度末をもって7097名にのぼり、広島市の産業界・経済界をはじめ、全国各地で活躍しています。
 しかしながら、少子化による生徒の減少や、求められる工業技術者の姿が変化していく中で、広島市域の定時制・通信制教育の総合的見直しにより、広島市中心部に位置する市立大手町商業高等学校や県立の定時制、通信制高等学校とともに、新設の広島みらい創生高等学校に統合されることとなり、令和2年度末で定時制課程を閉じることとなりました。本校定時制は広島みらい創生高等学校に引き継がれていきますが、本校定時制の伝統や文化は本校全日制課程が継承し、更に充実、発展させ、新たな歴史を創造していく所存です。
 これまで本校定時制に注いでいただきました多くの皆様の深い愛情とご支援に心より感謝申し上げます。 
 97年間ありがとうございました。
定時制


卒業生の各種証明書発行手続きについて

 閉課程後(令和3年4月1日以降)の証明書の発行は本校事務室で行います。
 詳しい手続きについては「ダウンロード」に進んで確認してください。


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